イタウバの色の変化

こちらは両方ともイタウバデッキなんです

かなり色が違うので別の樹種のようですが、実は元々の色合いは右側の黄色い方なんです

これはイタウバの特徴なんですが、2日ほど太陽にあたると色が濃くなってきます

1週間もたつと左側の色のようになるんです

そうするとデッキを設置する時は、私たちが現場へ納入する時は黄色い色でも完成時は濃い色になっています

こんな感じです

黄色よりはもしかしたらこちらの方が落ち着いた色で良いかもしれません

イタウバの特徴として知って頂ければと思います

イタウバについて https://www.itauba.info/

店舗の床はイタウバフローリング

これはイタウバという樹種のフローリングです

イタウバは通常ウッドデッキとして使用されている木材で、塗装や防腐処理をしなくても外で15年以上使用することが出来る高耐久性木材です

しかし、芯の部分はこれだけの耐久面を持ちながら、表面は柔らかいという非常の稀な性質を持っています

「素足に最も優しいハードウッド」として現在人気があります

そんな性質のイタウバをフローリングにした時は店舗の床として最適な役割を果たせるのではないかと思います

店舗は多くの人が歩くので耐久面は当然大事ですし、かといって表面に柔らかさがあるというのも使用する人にとっても良い性質になるでしょう

左:無塗装 真ん中:クリアワックス塗装 右:ウレタンクリア塗装

設置した後はお好みの塗装をすることで雰囲気は全然異なります

大体の塗装は写真のような感じになります

お好みの塗装・無塗装を選んで頂ければと思います

イタウバフローリングについて https://www.itauba.info/

何かいいアイデアはありますか?

これは珍しいイタウバの丸太をスライスした盤木です

デッキ材や角材とは全然違う雰囲気になります

この材料で何かできれば他には無い唯一の製品になると思います

テーブルやカウンター・・・、このまま壁に並べてみてもすごい雰囲気の部屋になるんじゃないか・・・などなど想像は膨らみます

誰かこの貴重な素材を素敵に使って頂けないでしょうか

イタウバの大型盤木について https://www.itauba.info/

クリア塗装の目的は

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住宅にイタウバのベランダを製作して頂きました

今回は耐久性の向上と色落ちを防ぐために表面にクリア塗装(無着色)をしました

イタウバは元々塗装をしなくても15年以上は使用することが出来る硬質木材です

耐久面でいうとさらに塗装をすることでより向上することは間違いありません

また、色落ちの面でいうと無塗装だとおそらく1年程度でグレー色になると思います

そこで定期的に塗装をすることで色落ちを防ぐことが出来ます

おそらく今回の塗装は「色落ちを防ぐ」ことを目的としていたのではないかと思います

元々の色合いはこんな感じですが、クリア塗装でもかなり見た目は変化します

ここはお好みと手間の問題になるので、ご希望の方法で選んで頂ければと思います

イタウバデッキの塗装について https://www.itauba.info/

イタウバ根太 45×70mmの活用法

イタウバで根太として使用されている45×70mmと70×70mmです

根太はデッキの下地材で使用され、デッキをビス止めする際に打ち込まれる部分の材料になります

これはイタウバではありませんがこんな感じにデッキの下に束柱(90×90mm)を挟み込むように使用されているのが根太(45×70m)です

最近はこの構造が流行っているのかよく現場で見る形です

このような構造に下地を組むと、根太(45×70mm)は重量も軽いのでビス止めがやりやすくなるのと、根太間隔が狭くなるのでもう少し広くしても大丈夫になります

そうすると束柱+根太の列を少なくすることが出来るので材料費を安くすることが出来ます

材料費はデッキ板よりも下地材の方が高くつくので、安全性を考慮しながら下地材を少なくするのはコストを下げるときの設計士の腕の見せ所です

なので根太は70×70mmよりも45×70mmの方が有効に使えると思います

イタウバ根太について https://www.itauba.info/

適切な設計が価格を抑える

イタウバデッキで最もよく使用されるサイズ 厚さ30mm 幅105mmと厚さ20mm 幅105mmです

実際の使用状況からすると、厚さ30mmは店舗で使用されることが多く、厚さ20mmは一般住宅のデッキ・ベランダで選ばれています

当然ながらデッキを歩く人の人数と安全面で選択しているのだと思います

あとはデッキ下の根太の間隔も重要な要素になりますね

デッキ材や根太材は大体体積で金額が決まります

なので、どの材料を選択するのかで価格は変わってきます

使用環境・安全面・根太の間隔を考慮して、その現場に最も適した設計を行えば、価格は全然違ってくるのではないかと思います

イタウバウッドデッキについて https://www.itauba.info/

一般住宅に最適なウッドデッキ

新築住宅に広いイタウバのベランダを作って頂きました

天気のいい日にここでくつろいだら気持ちいいでしょうね

これだけ広いと遊んだりご飯を食べたり楽しいことが色々思い浮かびます

今回使用したイタウバという樹種は屋外でも15年以上使用することができる高耐久性木材です

その間、塗装や防腐処理もいらないので手間がかからないところも人気の理由です

イタウバのような樹種は他にもありますが、その中でイタウバ唯一の特徴は「素足に優しい」という点です

イタウバの樹木の成分が表面をコーティングする性質があり、他の高耐久性木材と比べて柔らかさがあるんです

一般住宅の場合はイメージとして素足で歩くことを想定される方が多いと思います

そういった観点からもイタウバは一変住宅のデッキに合っているのではないかと思います

イタウバウッドデッキについて https://www.itauba.info/

イタウバの強度と加工性の関係

イタウバで作った埋め込みナットです

これはスノーボードに実験で使いたいとのご依頼でした

「水にも負けない強い材料でお願いします」

この要素で考えると強度の強い樹種は何個か思い浮かびます

イペ・ウリン・マニルカラ・・・などなど

しかしこの小さくて細かい加工ができるか、と考えた時にどうしても強度の強い樹種は加工性が悪く難しいだろうと思いました

そこでイタウバしかないという結論に至りチャレンジしてみました

イタウバは耐水性のある硬質木材ですが加工性も良いという稀有な性質を持っています

一見相反しているように見えるのですが、実際に大工さんからも「イタウバは加工がまだやりやすいわ~」といったお声も聞きます

写真の通りかなり薄い所やねじ山などは強度が無ければ形状をキープできないとおもぃます

しかしこの加工ができるという事は加工性が良くなければ無理です

あらためてイタウバは稀有な樹種だと思います

イタウバについて https://www.itauba.info/