イタウバとは
属・科目
クスノキ科 広葉樹(天然木)
原産地
ブラジル
材色
製材時は黄色のオリーブ色だが、乾燥時には褐色になる
木材の性質
南米ではもちろんのこと、ヨーロッパ各地でも、水中で用いても30年以上はもつ最高の材として長く使用されています。特有の油分を持ち、水分が内部に侵入することを防ぎます。また表面に滑らかさを生み、ササクレやトゲの発生を防ぐ効果もあります。シロアリに対しても抵抗力があり、床・柱脚材から橋にも使用されています。製材は比較的容易で、鉋削面は平滑で非常に美しい仕上がりになります。
使用上の注意
天然木により干割れが発生する場合がありますが、強度上には問題ありません
雨や紫外線により色褪せが発生します。
木肌が柔らかく、ササクレが発生しにくい性質ですが、まったくササクレが出ないということはありません。ご理解下さい。
木材特性比較
イタウバ
比重 0.93
曲げ強度 1,657kg/c㎡
圧縮強度 910kgf/c㎡
ウリン
比重 1.04
曲げ強度 1,886kg/c㎡
圧縮強度 911kgf/c㎡
イペ
比重 1.12
曲げ強度 1,848kg/c㎡
圧縮強度 966kgf/c㎡
セランガンバツ
比重 0.98
曲げ強度 1,331kg/c㎡
圧縮強度 701kgf/c㎡
イタウバについて詳しくはこちら https://www.itauba.info/