もうすぐ完成する素敵な家

もうすぐ完成予定のお家です

最終工程のベランダが出来上がって、後は内装の仕上げに取り掛かっています

今回担当したのはベランダ部分だったので、出来上がった所を見るのは嬉しいし、周りの家の状態も見れて楽しいですね

今回はかなりの枚数のデッキを入れさせてもらったので「どんな感じになるんだろう」と思っていたら、想像以上に広いデッキになっていて爽快でした

これだけ広さがあれば走り回れるなと思いました

ちょうど大工さんが指定されたのは「イタウバ」というデッキで「素足に最も優しいハードウッド」と呼ばれています

芯は強いが表面が柔らかいという性質で、素足で歩く可能性がある住宅のベランダには最高のデッキです

ハードウッドという事もあり、耐久年数は15年以上です

いずれはササクレも生じると思いますが、イタウバの場合表面の柔らかさでササクレもふやけた感じになっています

そこが他のハードウッド(他のハードウッドはササクレも強いので)との違いで「素足に最も優しいハードウッド」と言われる所以です

素敵ないいお家です

これから楽しい生活が待っています

デッキの方も存分に満喫してもらいたいと思っています

※イタウバについて https://www.itauba.info/

ここに腰掛けてお庭で子供が遊ぶ風景が目に浮かぶ

これは新築のお家のベランダです

大体、ベランダは一番最後に設置されます

なので、このデッキを持って現場に向かった時は外側はほぼ出来上がった状態なので「こんな感じの家なんだ」とそれぞれの家の印象を持つことがよくあります

今回は塀の中のお庭に芝生が貼られて、デッキは家族の方がくつろぐところに施工されるような設計になっています

ここに腰掛けて、子供たちが庭で遊ぶ

そんな風景が想像できますね

今回のベランダは「イタウバ」という特殊な材料を使用しています

「素足に最も優しいハードウッド」と呼ばれるウッドデッキで、こうした雨に濡れるような場所でも15年以上腐食せずに使用することが出来る強い素材です

また、表面に柔らかさがあり、他のハードウッドと違ってササクレもふやけた感じになっていて、そこが「素足に優しい」という利点になっています

一般の住宅ではデッキの上をはだしで歩くことがある方が多いと思います

イタウバの性質がそういった環境でのデッキに合致しているので人気になっています

これからお住まいになるこのお家の方にもストレスを感じさせないいいデッキとして役目を果たし続けて欲しいです

※イタウバについて https://www.itauba.info/

削ると本来の色に

これ両方とも「イタウバデッキ」なんです

左の黒いのが「太陽にあたって変色したイタウバ」で右が「それを滑り止め加工をしたイタウバ」です

イタウバという木の特徴は「数日太陽にあたると色が濃くなる」です

本来の色は黄色い感じなのですが、だいたいイタウバでベランダを設置した時は完成時は左ほどではないですが濃い色に変わっています

こんな感じですね

もう黄色じゃないです

それで時々「滑り止め付き」のウッドデッキを依頼させるのですが、その時はフラットのデッキを表面加工して波形を付けます

そうすると表面を薄く削るので地肌が表面に現われるんです

そうすると見違えるような黄色いイタウバに変わります

まあ、これもすぐに変色しますが加工前と後でかなり変わるので加工機前後は面白いです

ちょっとしたイタウバの特徴でした

※イタウバについて https://www.itauba.info/

老朽化した縁側 Befoe・After

「縁側が古くなって交換したいので来て欲しい」

到着したらこのような感じでかなり老朽化が来ていて危ない状態でした

「また長く使えるような木で貼りたい」

という事でしたので私が呼ばれたのだと思いますが、そういったいわゆる「ハードウッド(高耐久性木材)」は何種類かあり、どれがいいかなと考えながらいろいろお話しました

聞くとあまりこの縁側を使う事は無いらしく、たまに鯉のエサをあげるときに出てくるくらいだというのです

予算も聞いて、「一番いいのはイタウバかな」と思いサンプルを触ってもらい「これで良いです」と了解を得て交換作業が開始されました

イタウバがいいと思ったのはまずは耐久面

屋外でも15年以上使用することが出来る

という強さです

また「素足に優しい」という面があります

他のハードウッドは芯も表面も硬いのが一般的ですが、イタウバは芯は強いが表面は柔らかいという特性を持っています(「柔らかさがある」の方が適切かな)

この効果はおそらくえさをあげるときに裸足や靴下で出ると思いますが「歩き心地が良い」という事と「ササクレが柔らかい」というメリットになります

屋外デッキはいずれササクレは発生します

その時に他のハードウッドはササクレも硬いのでもし裸足に刺さった時は痛いんです

そういった面ではまだイタウバはササクレがふやけた感じになっていてそこが「素足に優しい」につながり、このお家の方の生活にもあっていると思ったのです

少し狭い場所での施工になりましたが大工さんも頑張ってくれて完成しました

丈夫で長持ちできるイタウバ縁側の完成です

これでまた安心して鯉にえさをあげて欲しいと思います

素敵な中庭が完成しました

※イタウバについて https://www.itauba.info/

イタウバデッキ「完成時の色」

これは「イタウバデッキ」本来の色です

本来、というのはこのイタウバという樹種の性質で「太陽に数日あたると色が濃くなる」からです

そうするとウッドデッキを作る時に、現場に持って行く時は大体この色ですが、完成した時はもう少し色が濃くなっています

太陽が当たる場所に設置した時はだいたいこんな感じになっています

もしイタウバでウッドデッキを検討する際は、完成した時はこんな感じの色を想像してもらえればと思います

※イタウバについて https://www.itauba.info/

なぜ「イタウバフローリング」が店舗で使われるのか

これは店舗でよく使用される「イタウバフローリング」です

なぜ店舗で使用されているのかというとまず「強い」です

イタウバという樹種はハードウッド(高耐久性木材)に分類される程の強度と耐久性を持っています

店舗の場合は一般のお家よりも人が多く歩くので「強さ」が無いとすぐに傷みやすい環境にあります

また、負荷のかかる場所で「長持ち」しないと運営上よくありません

余計な経費(交換や補修など)はかけたくないので、最初に強いフローリングにすることでその後の運営を安定したものにしたいからです

イタウバの場合、表面に柔らかさがあり塗料がよく乗ります

左が無塗装 真ん中がクリアワックスをかけたもの 右がウレタンクリアです

すべて無色の塗装をしたものですがそれぞれ見た感じは異なります

ここは好みになるので、もし塗られるときは参考にして頂ければと思います

※イタウバフローリングについて https://www.itauba.info/

サイズを大きく変えるだけで全く違う製品に

これは「イタウバ」という木材の丸太をスライスしたものです

かなり珍しい材料でいつもの「ウッドデッキ」とは全然違う見た目で並べるだけでも面白いなと思います

通常、イタウバはこんな感じのデッキに使用されているので先ほどの大型盤は「装飾品」として見た方が面白いんじゃないかと思います

もし店舗の壁にこれが並んでいたら

床にこれが並んでいたら

などなど

見た目がインパクトがあるので面白く使えばいい空間が出来るんじゃないかと思います

木材も仕上げ方やサイズを大きく変えるだけで全く違う製品に変わるんだなと感じます

※イタウバについて https://www.itauba.info/

「強いウッドデッキ何かない?」「イタウバにするわ」

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新たにベランダを設置しました

今回指名を受けたのは「イタウバ」というウッドデッキです

※イタウバとは https://www.itauba.info/

大工さんが「強いウッドデッキ何かない?」と来たのでイペ・マニルカラ・イタウバ・アピトンの4種類を見せてそれぞれ説明したところ

「これにするわ」

とイタウバを選びました

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「イタウバ」というウッドデッキは大変雨にも強く、屋外での使用年数は15年以上になります

これは塗装や防腐処理をしない状態での数字ですので、今回のような塗装をした場合はもっと長くなります

また「素足に最も優しいハードウッド」と呼ばれていて、素足で歩くことを想定している一般のお家のベランダには最適だと思います

強いけど表面が柔らかい

という矛盾したような性質ですが、詳しくは「芯は強いが表面が柔らかい」です

イタウバの特性で、ウッドデッキに加工した時に表面を削ると樹木の成分が表面をコーティングして、木肌に柔らかさが出るんです

よって表面の薄皮一枚が柔らかい

といった感じでしょうか

これがもたらす効果はもう一つあって、いずれササクレは生じます

その時に表面が柔らかいのでササクレもふやけた感じになって柔らかいんです

この辺りがササクレも強い他のハードウッドとの違いで、一般住宅に適した性質と言えます

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今回は下地もイタウバのオールイタウバ製ベランダの完成です

長く・安全に・安心して使用できるベランダです(塗装も加えています)

これからベランダのある新しい生活が始まるので、存分に満喫して欲しいと思います

「滑りにくさ」はメリットになる

こちらは階段の踏板に使用する「イタウバデッキ」です

※イタウバとは https://www.itauba.info/

今までは鉄骨の階段だったところを「雨の日滑るので木材を貼って欲しい」とお家の方から依頼を受けた大工さんがウチにやってきました

外にある階段で雨に濡れると確かに滑りやすいです

木材ならば滑りにくくなるので選択は間違っていません

次に考えなければならないのは「腐食」です

当然、雨に濡れる場所になるのですぐ腐るような木ではNGです

雨に強い「ハードウッド」は何種類かありますが今回選んで頂いたのが「イタウバ」でした

「腐食」だけで考えるとイタウバよりも強い木はイペやマニルカラなどがあったのですが、そこまで強い木になると表面がつるつるしているので滑りやすいかな、と感じました

そこでイタウバの表面の状態、そこまでつるつるではなく滑りにくそう、と感じる肌触りで選ばれました

イペやマニルカラに劣るとはいえイタウバでも屋外耐久年数は15年以上です

十分に用途に耐えられます

幅700mm程度の階段にこれを設置するだけなので一日で作業は完了しました

これで安心して雨の日にも昇り降りしてもらいたいです

全てのモノは作った側では無く使う側の人たちが価値を付ける

これはイタウバデッキの最大サイズ 厚さ40mm 幅200mmです

一般的なサイズは厚さ20mmもしくは30mmで幅は105mmなので、ほぼ2倍の広さのウッドデッキになります

これが日本に入ってきたときに「もうウッドデッキじゃない他の何かに使わないともったいないな」と思いました

当然価格も高くなるので、普通のベランダ・デッキなら20×105・30×105mmがいいと思います

「じゃあこれはどこに使うのがいいのか」

ある設計士さんが指名で「40×200mmのデッキを使いたい」とお問い合わせを受けました

私も恐る恐る「これはどういった場所に使われるんですか」と聞いたところ「お店のデッキに使おうと思って」との回答でした

「通常のデッキでしたらイタウバは厚み20や30でも十分使えますよ。その方が安いですし」

といったところ

「いや、幅200mmいうのが無いからあえて使ってみようと思って」

ということでした

要はこのデッキの価値は「他には無い規格外のサイズ」だったということです

もっと言うとこの設計士さんの狙いは「他には無い(見た事が無い)場所を作れる」ということです

私がぼんやり考えていた「もうウッドデッキじゃない他の何かに使わないともったいないな」につながります

「他の何か」とは「見た事が無い場所(空間)」で「これを作れるデッキ」がこのサイズの価値だったんです

私もこの一件でこの製品の価値を明確に理解することが出来ました

やっぱり製品は私ではなくユーザーが価値を決めるんだなと思います

私が教えられる側

全てのモノは作った側では無く使う側の人たちが価値を付けるんだなと思いました

※イタウバデッキについて https://www.itauba.info/